英語が話せるようになる女性が男性より多いのは生物学的に明らかだ

女性は男性よりも英会話の学習に有利だと言われます。その理由は女性は「ながら作業」が得意だから。英語が話せるようになる秘訣は「ながら学習」にあります。
女性のほうが男性よりもいくつもの作業を並行して行うことに関しては得意なのはアメリカの大学の研究でも実証されています。

では、なぜ、「ながら作業」が得意な女性は英語が話せるようになるのに有利なのでしょうか。

仕事や家事で忙しい!英語の学習に集中して時間をとるのが難しい

現代の女性は仕事をしている方も多く、婚活や家事や子育てなどで忙しい毎日を送っています。そんな忙しい日々の中で英語の学習時間を確保するのはなかなか難しいですよね。

折角英語をやろうと思っても英語を集中して学習する時間がという方も多いと聞きます。だからこそ何かをしながらでもスキマ時間をを有効活用することが大切です。

電車にのり「ながら」、家事をし「ながら」、ご飯を食べ「ながら」などながら作業をする時間なら見つけることができるのではないでしょうか。

ながら英語でも英語を話せるようになります。

では、何かをしながらの英語学習で英語が話せるようになるのか?確かに机に向かって英語の学習をしたり、集中して英会話のCDを聞いているときに比べて効果は薄いと思います。

しかし、例えば、朝ご飯を食べているときに英語のCDに耳を傾けてみることや、お風呂に入っているときに英語のフレーズを聞いて声に出すことは英会話の上達に効果があります。

僕も英語の学習になかなか集中した時間を取れないので、主な英語の学習は「ながら学習」です。朝仕事に行く準備をしているときや、朝ごはんを食べているとき。それから、歩いて駅まで通勤しているときや電車に乗っているときなどもいいですね。

スキマ時間を探してみると結構時間があるんです。特に歩いているときや電車に乗っている時などの通勤時間は耳を使った学習に向いていますので、CDのリスニングや英語を声に出して話すの学習に向いています。

僕がいちばん効果的だと思う英会話学習のトレーニングは歩きながら英語を話す方法です。CDに合わせて英語を声に出すシャドウイングをよく行っています。人とすれ違うときは恥ずかしいので小声ですが(笑)

ただ、一つ注意していただきたいのは英語を聞き流してはいけないこと。聞き流すというのはただ英語を流しているだけで全く耳を傾けていない状態です。
家事をしながら英語のCDを流しているときには英語のフレーズに耳を傾けるようにしましょう。目や手などは料理や掃除に向かっていて、耳だけを英語を聞くことに集中するイメージです。

ながら英語は女性のほうが生物学的に有利

さて、「ながら英語学習」はなぜ女性のほうが有利なのでしょうか?それは、女性の脳がいくつかのことを同時に行う「マルチタスク」が得意だからです。

男性は同時にいくつかのことをできませんが、女性は電話をしながら編み物をしたり、テレビを見たりすることが得意ですよね。
実はこのことはアメリカにある大学の研究でも実証されています。

この研究では女性と男性をグループに分けていくつもの作業を次々に切り替えながら、どれくらい作業効率が落ちるのかを検証しました。その結果、平均すると女性が男性を上回る作業効率だったそうです。

なぜ、女性のほうが同時にいくつもの作業を行うことができるのか。それは、男女間の役割分担がはっきりしていた時代にさかのぼると答えがあるようです。はるか昔の石器時代には人は危険な環境に適応して暮らしていました。

危険な環境では、女性は子どもの世話をするだけでなく、男性と同じように、生き残るためにいくつもの作業をこなしていました。着るものを作ったり、自分たちが食べるものを探すことだけに集中しているわけにはいきません。

それらと同じように、子どもをしっかりと見ておき、目を離さないように注意しなければならないかったのです。そうでなければ、子どもは野生動物に食べられてしまい、人類が絶滅してしまいます。このような女性の行動のおかげで、現在の私たちがあるのです。

このように女性は遥か昔からいくつもの作業を同時にこなして進化してきているので、そもそも男性よりもマルチタスクの能力に優れていると考えられています。

そのため、女性のほうが何かをしながら英語を学習する「ながら英語学習」が得意なのです。
ぜひ、「ながら英語学習」を日常生活に取り入れてみてください。コツコツ続けているうちに英語がジワジワ上達しますのでだんだん英語が話せるようになります。

まとめ

   忙しい女性でも「ながら英語学習」で上達する可能性は高い。

   ながら英語でも続けることで英語が話せるようになる。

   女性はそもそも生物学的に「ながら英語学習」が得意である。

 

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